Stay
原ヽ居には 豪華な食事のご用意も
息を呑むような絶景も
充実したサービスもありませんが
ただ静かに流れるやさしい時間があります
ゆっくりと流れる穏やかな時に身を委ね
ただ 心が思うままに
過ごして頂ければとおもいます
現代を生きるわたしたちは
多くのものに満たされているが故に
満たされ続けることに
慣れてしまったようにもおもいます
当たり前のように続いてゆく日常
いつも隣で笑ってくれるひと
自分を生かしてくれるすべての循環
いつもより少しだけ時間をかけて
静かに 素直に みつめていけば
そのひとつひとつに尊い豊かさが
もうそこにあったことを
思い出してゆけるような気がします
ここからは、都会の暮らしから離れた私たちが、この地の静けさの中で思い出した、当たり前のような、私たちなりの豊かさのひとかけらをご紹介できればとおもいます。
自然のなかに身を置いてみます。季節はめぐり、日々変わってゆきます。自然のサイクルに合わせて、その時々の暮らし方も自然と変わってゆきます。変化してゆくということは、自然なことで、わくわくすることだと実感します。
近くのスーパーや、私たちの菜園では、その季節に応じた自然の恵みがあります。野菜たちを通してその土地の力に触れるとき、とても安心して満たされた気持ちになります。
土地の旬な恵みを準備して料理をします。旬の食材の美味しさに触れるとき、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。その土地のものを頂くと、わたしたちの身体がその土地に近づいてゆく気がして、その土地のことがもっと好きになってゆきます。
その土地で採れた湧水でコーヒーを淹れます。いつもより少し丁寧につくるだけで、いつもよりどこか、やさしい味になります。やさしい味に触れた瞬間、心はいつもほっとして穏やかです。
静寂の中で、心が素直に望むやさしい音を聴きます。普段の生活で硬くなっていた心が、だんだんとほぐれて開かれてゆくと、自分に対してやさしくなれます。心は響き合うことでやさしくなれる気がします。
朝日を浴びて、深呼吸をします。アルプス近くの朝の空気はきらきらと澄んでいて、その綺麗な空気を吸い込むだけで清々しく、心まで綺麗に洗われてゆくようです。
雄大なアルプスに抱かれたこの場所の静寂を通して、あなただけの心地よい豊かさに出逢ってゆかれることを願っています。